Rootsの図面は、全て“手書き”です。なぜなら自然界に“直線”はありません。庭が自然を真似るものなら当然図面やパースも自然を真似る事が当然だと言えます。

もちろんコンピューターの図面より手間もかかります。しかし、植物の息吹や自然の荒々しさ・やさしさ、香り、潤い、温度・・・つまりは人の五感に訴えかける生きた空間が、人の手以外のもので表せるはずが無いのです。
 
簡単に言えば、同じ物が一つとないあのやさしい植物なるものは、コンピューターには“表現”できない。という事です。そもそも庭や自然は、コンピューター図面のような何ミリなどという単位は必要無いし、無意味なのです。
庭を造るうえにおいて、俗にいう“現場合わせ”がかなり大きなウエイトを占めますし、大切な要素だと私は思います。 
図面やパースは、お客様にイメージを伝える大切なものです。少しでも実際の庭に近いものを、と気持ちを込めて書いています。


Rootsの一つの“こだわり”です。