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豊明花き地方卸売市場

2018/10/27

 最近、東京では築地に変わり新しく豊洲市場なるものがオープンしましたが、園芸・造園業界にも当然“市場”があります。

 私は植木等“樹木”類は、愛知県の稲沢市や三重県の鈴鹿市(言わずと知れた日本でも有数の産地)で、生産者から直接仕入れをしております。
 (殆どのものは“露地栽培”です。)

 で、花の苗や観葉植物等のいわゆる“鉢物”と呼ばれるハウス栽培のものは市場で仕入れをしております。
 

 ここ愛知県には知らない人も多いと思いますが、豊明市に“豊明花き地方卸売市場”という市場があります。
 場所は名鉄“豊明駅”のすぐ近くです。

 その規模は東洋トップクラスで、毎週2回(月曜日と木曜日)に“せり”が行われております。
 (鉢物だけでなく、切り花のせりも行われております。)

 東洋トップクラスというだけあって全国の生産者から、様々な植物が集まり、競りにかけられ、そして愛知県下はもとより、全国の花屋さんや園芸店、仲卸業者さんの元へ届けられます。

 日本植物運輸“JAPAN PLANT TRANSPROT”さんのトラック(白地に赤と緑)を見たら植物を運んでいると思って間違いありません。
 
 そして市場の中はと申しますと、様々な植物がアルミ製の大きい台車に乗せられ、せりを待っております
 今でこそ見慣れた景色になりましたが、初めて市場に行った時はその景色に圧倒されました!。

 そして、私のように植物の好きな人はテンション上がりっぱなしになる事、間違いなし!!
 (これは今でも変わりません。)

 ついつい要らない物まで仕入れてしまいます・・・。

 新しい品種物を見ては感動し、整然と並んでいる季節の植物を見ると、あぁもうこんな季節かぁ・・などと感慨にふけったり、飽きることはありません。

 ただ、ダダッ広いので歩くのが疲れます・・・。
なのでスタッフの方は豊洲市場でよく見る“ターレ”のような物に乗ってお仕事に励んでおられます。

 おー、俺もあれ欲しいぞー!!

一般の人は入れないので残念ですが、機会があれば私で良ければご案内させて頂きます。

 写真は市場の一部です。参考まで・・・。



狙いどおり

2018/06/07

 我々庭師(造園業者)は、10年・20年後を見据えて植物を配置し植えます。(そうでない業者もいますが・・・・)

 施工させて頂いたお客様のお庭にメンテナンスなどでお邪魔するたび、狙いとおり良い感じになっていてホッとすることもあれば、もちろん反省することも正直あります。(そういう場合はちゃんと直しますのでご心配なく。)

 当然10年・20年ほかり放しだと、狙いとおり行くわけはありません。
それは庭木では無く、山の木になってしまいます・・・。

 そういう意味では、狙いとおりに行くか行かないかは、ある程度お客様の”力”も必要と言えるかもしれません。

 写真は、パーゴラ付きのにベンチにバラが絡まっているものです。
最初このバラは40〜50cmぐらいの物でしたが、お客様の努力でこのように素敵になりました。

 私も嬉しく思うと共に、感謝もしております。

 この仕事をしていていつも思う事は、「植物って愛情を裏切らないなあ・・・」という事です。

 手間をかけてあげればあげるだけそれに答え、尚且それ以上の見返りを与えてくれます・・・。

 なかなか皆さん忙しくて、お庭のメンテナンスに時間を避けないかもしれませんが、少しずつでも植物を愛でてやって下さいませ。

 そして、どうしても無理!ってなりましたら、私にご連絡下さいませ、ご協力せて頂きます。

 でもやっぱり、植物って素晴らしい!!って思う今日この頃です。


カルフォルニアスタイル

2018/03/15

 昨日、私がいつもお世話になっている美容院の新店舗がOPENしました。

 今回、その店舗の植栽を承りました。
お店のコンセプトは“カルフォルニアスタイル”です。

 何やら最近は、本屋さんでも“カルフォルニアスタイル”とかいう本まで出版されていて、どうやら人気のようです。

 その美容院のオーナー様はサーフィン好きで、一人でも外国にサーフィンしに行くぐらいの方で、当然自宅は海の近く、というより目の前、歩いて行ける距離に住んでいらっしゃいます。
 新しいお店にも美容院ではありますが、サーフボードが飾られております。

で、施工させて頂いたのが写真のような感じです。
なかなか難しいコンセプトではありますが、私なりに噛み砕いて植物をチョイスさせて頂きました。

 カルフォルニアの乾いた気候(多分)を、表すのにドラセナ類やら、多肉類やら、グラス類などを中心にメンテナンスの事も考え、あまり手間の掛からないものを中心に植えてみました。
 
 グランドカバーは雨落ちも兼ねて、もとから敷いてあった砂利を利用しました。

 これは、この新しいお店には雨樋が無いのでそのまま雨水が地面に落ちます。
 その雨水が跳ねて建物を汚さないようにするのと、地面がくぼばないようにするためにです。

 植栽のボリューム的には少々さみしく見えるかもしれませんが、この位にしておかないと将来植物が大きくなった時に、カルフォルニアではなく、ジャングルになってしまいますので・・・。

 店舗なのである程度の“見栄え”も必要かと思われますので、ギリギリの絶妙なボリュームで植えさせて頂きました(多分・・・・)。

 百聞一見にしかず、お近くの方は是非お店をご利用下さいませ。
 場所は東海市加木屋町石田、店名は“GALLARIA Elegante by ORIGIN`S”です。


ガーデンシェッド

2017/05/25

 今回は“ガーデンシェッド”、簡単に言うと物置小屋のご紹介です。

 お客様に、何か庭の”細々”したものを入れる倉庫造って貰えない?と仰せつかり、スチールのよくある物置じゃお庭の雰囲気もブチ壊し・・・、なので一からの手造りで“材木”で造ってみました。

 今回は、私の師匠の一人でもあるウィロープルジャパンの“釘尾”さんとのコラボレーションです。

 さすが師匠、デザインはもとより、細部のこだわりが“ハンパ無い”です。
とても勉強になりました。

 私も木工事、というよりナチュラルなものが好きなので、当然ウッドデッキ然り、フェンス然り、シェッドも木製のものをお勧めしております。

 最近は、木は腐るので・・・・という方が多いですが、私は頑なに“木製”にこだわっております。
 まあ何というか、経年変化を楽しんだり、風合いや、木の持つ独特な雰囲気、メンテナンスの手間など、全てひっくるめて楽しめるのではないかと、私は考えるのですが・・・・

 今回のシェッドはW=1350mm D=900mm H=1800mmぐらいの物です。扉にはガラスがはめ込んであり、外からのアクセントとなっております。

 キット物ではなく一からの手造りですので、据える場所に合わせて自由に大きさを変えることが出来ます。(それが手造りの強みではないかと考えます。)

 大工さんではないので、ビシッ!とまではいきませんが、使うのに支障はありません(当たり前ですが・・)。

 シェッドも、何やかんやこだわりだせばキリがないので、仕事でやっている以上、金額との折り合いもつけなければなりません・・・一番難しいところではあります・・・。
 
 今度は自分の家に倉庫が無いので、自分ち用に造ってみようと考えております。また、出来上がりましたらご紹介させて頂こうかと思います。(いつになる事やら・・・・)

 で、何が言いたいのかと申しますと、“ガーデンシェッド工事”承ります!と、いうことになります。

メンテナンス

2014/10/08

 メンテナンス、といっても”お庭”ではありません。
いつもご紹介している鋏、その鋏のメンテナンスのお話しです。

 どんなによく切れる、どんな高価な鋏でも使っているうちに切れ味が悪くなってきます。
 そこで登場するのが“砥石”であります。
“砥石”といってもいろいろありますが、大きく分けると“天然の物”と“人工の物”となると思います。
 天然の物は、何とか石とか何ちゃら石とか、なんせ天然の石であります。が、現在は人造(合成)砥石におされ流通量が激減していて、一部の専門店以外では、入手困難なものが多いのも事実です。
 人造(合成砥石)は、セラミックとかダイヤモンドとか、様々です。
 *詳しくはWebでお願いします。

 あと“番手”があり、これは粒子の大きさを示します。
番号(数字)が大きほど粒子が細かくなり、番手の小さい物から砥いで、番手の大きい物で、仕上げていきます。

 しかし“砥ぐ”とはどういう事か?
それは、簡単に言うと金物(刃物)を“石でゴリゴリと削る”といったイメージでしょうか・・・そうすると、いつか磨り減る・・・こんな感じでしょうか?

 話が横にそれましたが、おもに庭で使う鋏を砥ぐのでしたら、1000番ぐらいまでの物があれば個人的には十分だと思います。
 しかし、同業者の知人は3000番で仕上げるとの事・・・。
その知人の鋏、“ビッカビカ”です・・・ほぼ“鏡面仕上げ”状態です・・・。

 Webなんかで砥ぎ方を検索すると、大体共通しているのが、いわゆる”かえり”が出るまで砥いで、その”かえり”を裏から砥石で撫でる。という説明です。
 しかし、御年93歳の兼光(鋏の)の堀田さん(鍛冶師・砥師)曰く、「”かえり”が出るまで砥いじゃいかん。」とダメ出し・・・。
 そこで、図々しくも少しばかり砥ぎ方を、手取り足取り伝授していただきましたが、この道何十年という技術が簡単に身に付くはずもなく、これも経験と修行だなとつくづく思い知らされました・・・。
 
 「中村さんの鋏、よく切れるネ〜!。」なんて同業の仲間達に言われ、いい気になっていた私のプライドは、見るも無残に砕け散りました・・・・。

 この堀田さん(鍛冶師・砥師です)、私が現場で油砥石を使って、たった2〜3回擦っただけの私の植木鋏を見て「これ、自分で砥いだ?」と見事に見抜きました・・・!。
 この“砥ぐ”という仕事で”飯を食ってきた人”やっぱ違うわ・・・。
その奥深さに感服です。
 これからは、勝手に師匠と呼ばせて頂きます。

 でも、よほど“感の悪い人”以外の人でしたら、切れ味の悪い鋏があればぜひ砥いで見て下さい。
 2〜3回擦るくらいでも全然かわります。
ましてや、買ってから何年も使ってて、一度も砥いだことの無い鋏ならば、その切れ味は“劇的”に変わること間違いなし!!。

 写真は私の“砥石コレクション”です。
ウン万円もするような高価な物はありませんが、鋏の大きさや道具の種類によって使い分けます。
 大きさも包丁を砥ぐわけでは無いので、このぐらいの大きさで十分です。
 「こんなに要るの?」なんて聞かれれば、多分要らない(事実、使ってない物も有ります・・・)と思いますが、貰ったり、買ったりでこんなに増えてしまいました・・・・。

 皆さんもお気に入りの鋏、切れ味が悪くなったと感じたら臆する事なく、一度砥いで見て下さい。
 “砥ぐ”という行為自体楽しいですし、切れ味が見事よみがえれば、何か不思議な”達成感”が得られます・・・・。

 そして仕上げに”刃物用の油(出来れば椿油”)をつけて、完成です!。

 ”鋏を砥ぐ”この行為も物を大切にするという精神の一貫です・・・。

PS 「砥ぎ過ぎはダメ。」(鋏を痛めるので)と、堀田師匠に言われました・・・。

収穫 File3

2014/09/29

 実りの秋、ということで我が家のリンゴ、とは言っても”姫リンゴ”を収穫しました。
 
 姫リンゴと言えば、”観賞用”と思われていると人が殆どだと思いますが、実はちゃんと食べれる品種もあります。
 我が家の姫リンゴは”アルプス乙女”という品種で、普通のリンゴの”フジ”を少々ワイルドにしたような味がします。
 とっても美味で、昔のリンゴは多分こんな感じだったであろう、といった感じです。
 春先には、リンゴの花と同じ上品な白い花を咲かせて、私達を楽しませてくれます。

 以前も多事争論のコーナーでご紹介しましたが、花も実も楽しめるのに、なぜかあまり出回ってないのは不思議でなりません・・・。
 バラ科の植物特有の”虫がつきやすい”という事が少々難点ではありますが、大なり小なり植物には虫はつくものなのであります・・・ハイ。

 実はこの我が家の姫リンゴ、30p(高さも直径も)ほどのプランターで育てております。
 結構ビックリしませんか?、因みに樹木の高さは鉢を含めても2mほどで、実は30〜40ケ収穫出来ました。

なんというパフォーマンス!
さすが植物、愛情を裏切りません・・・。

お庭の小さい方、もしくはお庭が無いという方でも、このように植物を楽しむことが出来ますので、皆さんも諦めずに何かを育ててみてはいかがでしょうか?

 以上、姫リンゴの収穫でした。

造形美

2014/06/23

 前回に続いて今回も”鋏”のご紹介です。
で、今回の鋏は”剪定バサミ”。

 日頃私が使用している物(アルスV8 プロ)とは違いますが、ちょっとおもしろい鋏なので、少しご紹介します。

 この鋏、どこにでもありそうな鋏ですが実は、コンランショップなどでお馴染みの”テレンス・コンラン”(イギリスの家具・インテリアデザイナー、詳しくはWebで)の愛娘、”ソフィ・コンラン(SOPHE CONRAN)”とイギリス老舗ガーデニングツールメーカー、”バーゴン&ボール”(以下B&B)とのコラボレーションによって生まれた剪定バサミなのであります。

 ”B&B”女性ディレクターのコメントによると、ソフィ氏自ら”B&B"に電話をかけ、イギリスで最も品質が良いと言われている”B&B”のツールをデザインしたいと強く嘆願しコンランシリーズ(他にもソフィ氏デザインのガーデンツールがあります。)が始まった。との事です。

 さすが超有名人の娘さん、わがままです・・・・。

 ソフィ氏自自身も世界を股にかけデザイナーとして活躍しているらしく、この鋏のデザインもさすがテレンス氏の娘さん素晴らしいです!。

 私自身、人よりたくさんの鋏を見ていると思うので率直な感想としては、その材質(特殊なステンレスとの事)といい、握った感触といい、よく考えられていると思います。

 でも何が素晴らしいかって、やはりそのデザイン!造形美とでもいいましょうか、私の文章力では表現しきれませんが、何かとにかく”魅力的”であります。

 別に”西洋かぶれ”している訳ではありませんが、この値段(因みに、ネット等では¥4,000ほどで売られております。)でこの品質は、なかなかよろしいのではないでしょうか・・・。

 日本の職人さんの造ったものは当然素晴らしいです(品質は世界一だと思います。)が、海外(主にヨーロッパ)のデザインは、その”造形美”の優れたものが多いなと、思い知らされる今日この頃であります。

 このソフィデザインの”B&B"剪定バサミ、TVショピング風にいうと、”まさに使ってよし、贈ってよし、そして飾ってよしの一品”となっております・・・。

 申し遅れましたが、この鋏まだ使った事ないので使い心地は良くわかりません・・・・(中途半端でスミマセン・・・・)


 PS 写真3枚目、刃の部分に、SC(ソフィ・コンラン)B&B(バーゴン&ボール)の刻印がちゃんとあります。
 *画像をクリック!クリック!

津島鋏

2014/06/18

 造園業で一番良く使う道具といえば、多分”植木鋏”や”剪定バサミ”だと思います。
  
 ”えっ、何か違うの?”って人のために簡単にご説明させて頂くと、葉っぱや細い枝、枝が混んだところの隙間を狙って切ったり、小さく透かしたりするために使うのが”植木鋏”で、太い枝や硬い枝、大きく透かしたりするときに使うのが”剪定バサミ”です。

 写真は”植木鋏”です。

つい最近、この植木鋏を新調しました。
植木鋏にも実はいろんな型があります。
ざっくり分けると(本当にざっくりなので、鋏マニアの方ご勘弁ください)、関東地方だと”大久保鋏”、関西地方は”佐助鋏”、その中間の中部地方は、”津島鋏”とでも分類しましょうか。(ただし、使う人(庭師)よって好みがあるので、これに限りません・・・。)

 くわしい型の違いは、Web等でお願いします・・・。

で、私が新調したのは”津島鋏”であります。
”どこにでもありそう”なんて思ったら大きな大間違いです。

実はこの”津島鋏”、当然、津島とつくからには愛知県津島市で作られているのですが、狭い範囲、たった3件(3ヶ所)の鍛冶屋さんでしか作られておりません。
 その3ヶ所というのは、”兼由”・”兼由丸”・”兼光(藤原兼光農具製作所)”だけです。

 なので、ここ以外の”植木鋏”は、同じ型をしていても”津島鋏”とはよばれません・・・つまり、どこまでいっても”津島型”鋏なのであります。
 車に例えるならば、本物のフェラーリとフェラーリ風とでも言いましょうか・・・なんせそれほどの違いなのであります。

 勘違いして欲しくないのですが、良いか悪いかは別問題です。使う人が使いやすく、よく切れる鋏で、気に入って使っているなら、それで何も問題はないのですから・・・。

 話を元に戻すと、私が買ったのはこの中の”兼光”さんのもので、当然手作りで、一つの鍛冶場で全て(磨きまで)仕上げます。
 実際に鍛冶場を見せて頂きました。
 1日1丁しか作れないそうです。で、値段は¥16500。
鍛冶師が1日叩いて、曲げて、磨いて・・¥16500・・・
ホント安いと思います。
 火をおこす原料の”コークス”は年々値上がりしているらしく、金額を聞いてビックリしました・・・。

 鍛冶屋さん、そりゃ儲かんないわ・・・・。
でもそれだけの情熱をかけて、我々”植木職人”のために”道具”を作って頂いていると思うと”感謝”の言葉しか出てきません。
 こんな鍛冶師さんたちがいなくなったら、将来の庭師はどんな道具を使うのだろうとも思いました・・・・。

 そして使ってみての感想。
新しいので当然良く切れる、使いやすい、使うごとに手に馴染む、そして何より”兼光”の”津島鋏”を使っているという、テンションが違います。
 同じ仕事をしていても、気分が違います。

こんな気分にしてくれる情熱鍛冶師さんたち、サンキュ〜ベリ〜マッチ!!


PS 下の写真の”刃”の部分にある”線”はキズではなく、”鋼”と”地金”の継ぎ目です。

 この手作り感がたまらない・・・・。

和風もできます。File2

2014/01/21

 先日(去年ですが・・)、2〜3年前に施行させて頂いた“和庭”にメンテナンスにお伺いしました。

 どちらかといえば、”洋風”なお庭のご依頼が多いのですが、ご要望があれば“和庭"も設計・施行いたします。

 今回の和庭は、睡蓮の池のある“男の隠れ家”的な離れのお屋敷のお庭です。
 イロハモミジをメインに、お得意の雑木で植栽を施し,グランドカバーには“杉苔”を張りました。

 “洋”が足し算なら、“和”は“引き算”とでも言いましょうか、そこに詫びや寂びを感じれるような、そんな雰囲気を醸すよう心がけて作庭したつもりです。

 久しぶりにお邪魔させて頂いたのですが、私が思っていた以上に素敵なお庭になっていました。
 これも全て、お客様の日々の愛情と努力の結果だと思います。

 次回は、春先に“杉苔”のメンテナンスにお伺いする予定になっているのですが、その時は、また違う顔で私を迎えてくれる事を想うと、“春”が待ちどもしいと共に、心が弾む今日この頃です・・・・。
 
 

 PS Special Thanks" 建築工房 空"

 

デッキ工事 File3

2013/06/06

 今回もウッドデッキの改修工事です。

こちらのお客様も、約20年前に造られたという事もあり、デッキ自体が“グラグラ”していました。

 今回も耐久性をとの事で“アマゾンジャラ”を使用しました。
 少し高い所にあるのと、小さいお孫さんがいらっしゃるので“手摺り”もあります。

 植栽とのマッチングも何とも良い感じであります・・・。

 何の恨みもありませんが、樹脂デッキではこのような風合いは出ない、と言いきれます・・・。

 “侘寂”、このデッキが侘寂云々というつもりはありませんが、形あるものは必ずこわれます・・
 時間と共に“ゆっくり”“まったり”と変化して行く・・・それも風情・・・だと私は思います・・・。

 日本における“庭”とはそもそも“宗教”と深い関係があります。
 一つの“石”一つの“植物”にも“意味”が込められていました。
 既成概念にとらわれるのは好きではありませんが、そんな気持ちや考え方を大事にして行きたいものです。

 話が脱線しましたが、こんな場所(ウッドデッキ)で日曜日の朝、新聞を読みながらコーヒーなんて飲めたら、それだけで“幸せ”な気分になれそうです・・・・。

 お客様、いつもありがとうございます。

 

 

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